キッズ練習日を週2とか週3から週5にした理由。
キッズは週5回の練習日としていてこれはかなり多い。
おそらく他の習い事でも週5はなかなか無いと思います。
会費も据え置き。上げてもいません。
練習日を増やす事で練習量が増えて身体が鍛えられる事ももちろんありますが、
一番の理由は、
高校生でプロになった髙橋三兄弟が週3回の練習が習慣化してしまい、
一眞亮のデビュー当時のジムワークは週3でした。
プロとしてはかなり少ない練習量。
誤解の無いように先に説明しときますが、
三兄弟のご両親が週3回きっちり8年?9年??豊能町から伊丹まで片道1時間近くかけて僕の元へ送迎してくれた事、
ご両親のバックアップなしでは今の三兄弟、そして僕もありません。
本当に感謝しています。
週3回。
本人達も今では考えられないと思うけど、
普通免許を取得し自ら運転してジムに来るようになった三兄弟に、
今は週3回だけど毎日来てみ?3倍強くなるよ。
と言っても勝っている時はそんな事わからないし伝わらない。
アイツラの中でキックは週3回。
それが普通だったんです。
敗北でそれに気付くまでは。
キックは毎日が普通にしないとダメだ。
そう思ってすぐキッズを週5回来れる体制にしたんです。
ジムに毎日行くのが当たり前。
その固定観念を植えつけたかったのが理由です。
中1のレイジ。
1年くらい前に当時小6で毎日練習に参加してた彼に聞いた。
レイジって毎日練習来てるやん?
どう思って来てるの?
どんな感覚で来てるの?
答えは、
いやー、なんかそれが普通です。
来るのが普通みたいな、学校みたいな感じです。
レイジは学校を楽しんでるタイプでもあるので、
その時、よっしゃ!
って思いました。
現に中1になったレイジは、
バスケ部に所属しましたが、
キックも続行。
遅い時9時半まで練習して帰ります。
プロ選手や社会人練習生に混じってガッツリです。
かなりハードなスケジュールだけど、
小学高学年で毎日ジムに行くのを自分の中で当たり前にしよったんですよね。
だから今もハードでしんどいけど来よる。
今の心境はまだ聞いてないんでどう思ってるか知らないですけどね。
間違いなく小学時代よりはハードなのは間違いないです。
そしてレイジがプロのキックボクサーになりたいと思うかは知りません。
それが楽しいと思えばするかもしれないし別にそうでもなければしないだろうしそんなタイプです。
けど何かやりたいと思った時はそれに毎日力を注いでくれるんじゃないかなとは思います。
もう一つ、
毎日来たいと思う内容。
「つまらないのはキライ」
大人だってそうだし子どもは特にそう。
キックが好きでたまらないって子も、
別にそうでもない子も、
そして実は気が弱くて自信がない子も。
とりあえず皆んなが練習に行きたいと思う内容にしたいと思っていた。
ジム=面白い
=キック面白い
これを植えつけてやれば、
自らジムに行きたいと言うだろうし、本人が言うたらお母さんも仕方ないな~言うて連れて来てくれるかなって。
ビシビシお願いします。
厳しくお願いします。
と何度も言われましたが、
スタンスは崩さなかった。
めちゃめちゃやる気ある子、
運動神経のいい子、
身体の頑丈な子、
気持ちの強い子、
素質を持っている子を選んで強化して選手を作り上げる。
これも一つのやり方です。
けど例えば
パワーもなくて、
スピードもなくて、
鈍臭くても、
毎日を当たり前のように来れれば
変われる可能性が上がる。
毎日来る事で全ての子の可能性が上がる。
焦点は上級中級初級どこにも合わせてないと言えます。
言い切ってしまえば極端になるけど、
大事なのは小学校卒業してからみたいな。
その時に基礎体力が出来てて好きでジムに来て興味を持って話を聞いてくれる子を育てようと。
そんな風に子どもが毎日来やすい内容にしようと決めました。
その甲斐あってかわからないですが、
一眞~一年生まで皆~んな合わせて
キックの試合出場希望者率80%です。
もちろん全員がバリバリやる気ある子やったわけじゃないですよ。
練習前に泣きじゃくってた子、
自信なくてずっと試合に出るのが怖かった子、
全員含めて。
しかし、
ここ最近?
バリバリやる気ある子ら以外にも
そんな雰囲気が出て来た気がします。
強くなりたい。試合に勝ちたい。
そんな雰囲気。
とてもいい事。嬉し過ぎる事です。
アマチュアと言えど勝負事。
結果も大事。
引っ叩くしデカイ声で怒鳴らなあかん。
まだそれ程意識が高まってない子には僕の話が校長先生の話になってしまうかもしれへん。
けど結果追うならね、
勝負ですから必死ですよ。
気合い入れていきます。
結果を求められるなら。
ほんで時には、
強化練習、特化練習もするでしょう。
したいですよそりゃ。
これから結果出さなあかんのなら。
けどね、
やっぱりその子の2年後3年後は頭の中で見てしまうし、
時間にも限りがある。
当然それは当たり前が出来てるヤツよ。
気合い入れていくぜぃ。
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